鍋島翁の爺通信

白秋 – 人生稔の秋です

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「佐賀の新たな野菜」へ商品化

高栄養価「アマランサスの葉」

 栄養価が高い「スーパーフード」として知られるアマランサスの葉が商品化された。九州など西南暖地で夏場に露地栽培ができるのが特徴。佐賀市の医師佐藤武さんと佐賀大名誉教授の野瀬昭博さんが抗うつ効果に関する調査を実施して改善が確認されていて、「摂取して心身ともに健康になってほしい」と期待を込める。

 野瀬さんは佐賀大に着任前、琉球大で光合成の研究に取り組んだ。高温に強い光合成の特性を持つアマランサスに着目し、世界各国から40系統以上の種子を取り寄せて栽培してきた。「機能性、効果といった付加価値がないと安定して食べてもらえない」と考え、消費者に訴求できる特徴を併せ持つ系統を探し続けた。

 佐藤さんが勤務する佐賀市内のクリニックの患者約70人を対象に調査。2019年から4年間、収穫期の7~9月に1日1食50グラムを摂取し、米国をはじめ10カ国以上で用いられている抗うつ症状の尺度で評価した。「興味の低下」「睡眠」「自殺念慮」など多くの項目で改善が見られた

佐賀玉屋で1袋(100グラム)200円前後で販売。


WHはアマランサスを「未来の食物」「スーパーグレイン(驚異の穀物)」として注目。種だけでなく、実は葉や茎も栄養価が高く、植物全体が栄養豊富なスーパーフードです。

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